~ペットたちの発情期を知ろう~
春のぽかぽか陽気、桜が咲いて、どこか気持ちもふんわり…
「春は恋の季節」なんて言いますよね。でもそれ、実は人間だけじゃないんです。
ワンちゃんやネコちゃんたちにも、春は“恋の予感”が漂う季節。
今回は、そんな「ペットの発情期」についてご紹介します。
▶ペットの発情期って、どんなことが起きるの?
犬や猫には年に何度か発情期がありますが、春先〜初夏にかけては特に多く見られる時期。
この時期に多く見られる行動としては、こんなものがあります。
🐱ネコちゃんの場合
・鳴き声が大きく、長くなる(いわゆる「恋鳴き」)
・ゴロゴロ転がる、身体をすり寄せる
・夜間に活発になり、外に出たがる
ある飼い主さんは、「夜中にずーっと大きな声で鳴くので、最初は病気かと心配した」そう。
でも、それはネコちゃんの恋のサインだったのです。
🐶ワンちゃんの場合
・他の犬に過敏になる、落ち着きがなくなる
・オス犬がメス犬の後を追いかけたがる
・メス犬は陰部が腫れたり、出血が見られることも
「うちの子、最近ソワソワしてて、急におしっこ失敗も増えたの…」
これも、発情期に多く見られる変化の一つかもしれません。
▶知っておきたい、避妊・去勢のこと
「手術って、痛そうでかわいそう…」
そんな声を耳にすることも少なくありません。
でも実は、避妊・去勢手術には“命を守る”という大きな意味があります。
☘️避妊・去勢手術のメリット
・発情期特有のストレスやトラブルの軽減
・望まない妊娠・出産の防止
・子宮蓄膿症や精巣腫瘍など、将来の病気の予防
・一部の攻撃的行動の改善にもつながることも
⏰手術のタイミングは?
一般的には生後6ヶ月〜1年以内が目安とされていますが、犬種・猫種や個体差もあるため、獣医師と相談のうえ決めましょう。
🩺術後のケアは?
・数日間は安静が必要で、舐め防止のエリザベスカラーを着けることもあります。
・食欲や元気が戻るまでに1~2日かかることもありますが、回復は比較的早いです。
・経過観察をしっかり行い、不安な点はすぐに相談を。
🏡公共の助成制度
自治体によっては避妊・去勢手術の費用に対して助成金が出る場合もあります。
お住まいの市町村役場や動物病院に問い合わせてみてくださいね。
▶命を預かるということ
新しい命は、とても尊くて、愛おしいもの。
でもそのすべてに責任を持つのが、飼い主の役目です。
「可愛いから」「繁殖させたいから」といった気持ちが、結果的に不幸な命を生み出してしまうことも。
命を“増やす”という選択も、“守る”という選択も、どちらにも深い責任と愛情が伴うことを、春の今だからこそ、少し立ち止まって考えてみてほしいのです。
「星の方舟」では、愛する存在との“お別れ”をサポートするからこそ、
その命とどう向き合うか――“出会い”の段階から、寄り添える存在でありたいと願っています。
春の風に、ふと気づく小さな変化。
それが、あなたのペットからの「恋のサイン」かもしれません。
かわいくて、ちょっと困って、でもどこか愛おしい。
そんな季節の訪れを、ほんの少しやさしい気持ちで受け止めてみてくださいね。
そしてその先にある、大切な“命の選択”にも、静かに目を向けてもらえたら――
それが、あなたとペットの素敵な春の物語になりますように🌸
